先日は、久しぶりにインドシナ料理のお店”アンドシノワーズ”に行ってきました。
都内某所にある”アンドシノワーズ”は、看板もないプライベートダイニング。
ビルの階段を上り、ドアを開けた瞬間、そこはもう異国。
インドシナとは、ベトナム・カンボジア・ラオスといったフランスの植民地だった国々。
この3国でインドシナ文化が花開いたのは約100年前で、華僑やフランスの影響を受けた古典的な料理がインドシナ料理なんだそうです。
そのインドシナを行き来し、現地の味を再現されているアンドシノワーズの
園 健さんと田中 あずささんご夫妻。
現地で揃えられたアンティーク家具や食器など、まるで現地にいるようで、まさに小旅行気分です。
▼ 鯉と豚肉の煮物
現地では、肉料理に魚を入れたり、魚料理に肉を入れたりして旨味を出すそうです。
鯉は、鱗や皮が美味しい魚なんだそうです。
甘い味付けが九州出身の私にとっては懐かしい味で、ご飯が欲しくなります。
塩と小魚を混ぜて暑いところに半年おいて発酵させたもの(プラホック)を使った料理で、カンボジア料理には欠かせない調味料。
▼ 豚とプラホック、レモングラスなどをバナナの葉で包んで蒸し焼きに。
▼ 野菜と一緒にいただきます。
▼ こちらのスターフルーツがとっても美味しくて。オレンジ色になるまで追熟すると甘みがあり、金木犀のような香りが口の中に広がります。
▼ ラオスの料理、ラープ。
鯛、ハーブ(ミント、ディル、セリ)、エディブルフラワーなどの美しいサラダ。
▼ フルーティな香りがする山椒と鮎の魚醤とハーブの組み合わせが美味しく、ライムの酸味が爽やか。
▼ こちらのもち米と一緒にいただきます。
▼ ラオスで買ってこられた水牛の皮が入った唐辛子味噌。
▼ 焼きバイ貝
▼ ラオスの塩と胡椒にみかんを搾ったものに、つけていただきます。
▼ 豚肉と内臓とハーブの和え物
▼ カンボジアの鶏肉と根菜系のハーブを使ったカレー風味の煮物
鶏肉、ウコン、レモングラス、こぶみかんの葉、いんげんが入っています。
▼ ドラゴンフルーツ
▼ 今回のワインはこちら。
▼ 心地良い空間でインドシナの食文化に触れながら、食のプロフェッショナルの方々との食事は本当に楽しく、話が尽きません。
どのお料理も印象的で、また食べたくなる味わい♪
久しぶりに伺いましたが、本当に美味しく、小旅行気分で定期的に伺いたいです。