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ヨーロッパ美食術−イタリア産果物・野菜の傑作プロジェクト

2019年9月11日

昨日は、CSO Italy様主催のヨーロッパ美食術−イタリア産果物・野菜の傑作プロジェクトのメディア向けワークショップにお招きいただきました。

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このプロジェクトは、ヨーロッパの厳格な標準規格に準拠して認証された優れた品質、安全、滋養をアピールしながら、特にイタリアを中心とするヨーロッパの野菜・果実の価値を伝えることが目的です。

ヨーロッパの中でイタリアをフォーカスする理由の1つとして、イタリアがヨーロッパの中で最も多くの野菜や果物を生産している国の一つで、リーダー的な存在だから。

イタリアは85%をヨーロッパに輸出しており、新たな輸出地域を開拓すべく、今回のプロジェクトでは中国・台湾・日本といったアジア市場を中心にイタリア産の野菜や果物をアピール。

今回、日本で紹介されるのは、カットトマトやひよこ豆などの缶詰、オレンジジュースやピーチネクターなどの加工品が中心。これらの加工品は地中海の伝統的な生産物であり、作物を念入りに選別し、収穫の直後に加工されているので、高い品質が注目されています。

フルーツジュースのメーカーのオランフリーゼル社のマーケティング・マネージャーのサルヴォ・ラウダーニ氏よりイタリアの食品の安全性などについて教えていただきました。

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イタリアにはIGP、DOP認証を受けた農産物が非常に多く、有機栽培の認証は個々の農園に遡ることを可能にするトレーサビリティのシステムにより合成化学物質の使用を禁止し、環境の持続性を助ける有機栽培を保証しています。

特にシチリア産のブラッドオレンジはEUでIGP認証を受けており、栽培地となるエトナ火山の麓の太陽、火、力、熱を総合する、シチリアという地域を特定しています。

オランフリーゼル社のジュースは濃縮還元ではなく、添加物や保存料、糖を一切加えず、果実を自然のまま絞り、低温殺菌したものです。

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オレンジは、花の状態から管理し、収穫は機械を使わず、200人の手で1つ1つ収穫しているそうです。

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工場に運ばれたオレンジは選別され、食用と一部はジュースに加工されます。加工されたジュースは一定の温度(−18度)にて貯蔵され、2年間は保存可能とのこと。

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ウェルカムドリンクで、3種類のジュースをいただきました。

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一番左のザクロジュースは日本未入荷のもので、今回のテイスティングの為にイタリアから取り寄せたもの。

100%ナチュラルで、とっても美味しかったです。

この安心・安全なイタリアの加工品を使って料理研究家のベリッシモ・フランチェスコ氏よりパスタとデザートをご紹介いただきました。

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1品目は、レッドキドニーとカットトマトを使ったパスタ。

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セロリと人参とパンチェッタを炒めて、レッドキドニーとカットトマトと塩・胡椒を加えて煮る。

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パスタはフジッリを使って、ソースの中に投入。15分くらい煮ることにより、味がしっかり染み込んだパスタの完成。

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これ、とっても美味しかったです♡

イタリアでは、タンパク質は豆で摂ることが多いそうで、レオナルド・ダ・ヴィンチは、ベジタリアンだったとか。

イタリアでよく食べる豆は、インゲン豆、ひよこ豆、レンズ豆、グリンピース、そら豆など。

日本にきてグリンピースを使って料理教室をすると、苦手な方が多いとのことで、日本人はグリンピースの料理を知らないからもったいないとおっしゃっていました。確かに、あまり使わないかもしれませんね。美味しい使い方を教えていただきたいです。

このレッドキドニーのパスタはタンパク質が豊富なので、パスタを入れずスープでもOKとのこと。ダイエットにもおすすめなんだそうです。

2品目は、フルーツのココメラータ。

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イタリア語でスイカはココーメロ(Cocomero)と言い、そのことをアレンジしたココメラータは「スイカ三昧」「スイカ祭り」のような意味合い。

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スイカの上の部分を切り、中身をくり抜き、その中に食べやすい大きさに切ったフルーツを入れる。

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ブラッドオレンジジュースとレモンジュースを混ぜ合わせて、上から注いで出来上がり♪

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インスタ映えなフルーツのココメラータ。ホームパーティにぴったりですね。

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フルーツの自然の甘さだけでとっても美味しいデザートでした♪

美味しく楽しい時間をありがとうございました。

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欧州連合とCSO Italyの共同出資で推進されるこのプロジェクトは2019年から3年間、ヨーロッパ原産の野菜・果実とその加工品のプロモーションと広告キャンペーンを展開。

こちら↓で、イタリア産果物・野菜について紹介されていますので、是非ご覧くださいませ。

https://www.facebook.com/european.art.of.taste.jp/

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