京都に行ったら必ず伺いたいお店。
1軒目は、完全予約制の和菓子屋さん「嘯月」。
1916年創業の上生菓子の老舗。
創業以来「作りたて」にこだわり、来店時間に合わせてお菓子を作られているので、前日までの完全予約制です。
店内にはショーケースもなく、注文したものを受け取りに行くのみ。
生菓子は毎日5種類くらい作られていて、こちらの名物は「きんとん」。季節によって彩りも異なるので、予約する際には「きんとん」を含むお任せで注文するのがおすすめです。
特に私が大好きなのが、つくね芋で作られたきんとんの「ゆきもち」。
12月~2月中旬までの販売なので、この季節だけいただける貴重な物。「ここぞ!」というときの”おつかいもの”にもおすすめです。
2軒目は、「露庵 菊乃井」。
いつ伺っても安心のクオリティーなので、最終日に伺って帰ることが多いお店。
睦月の御献立
祝い酒
先付
薯蕷蒸し、赤飯、鼈甲あん、三つ葉、山葵
八寸
サーモンの花びら寿司、ちしゃとう味噌漬け、イカカラスミ和え、ごまめ、子持ち若布、豆慈姑、菜種、黒豆
向付
鯛、小鮪、山葵、水前寺海苔
寒鰤、辛味大根
蓋物
宝袋
海老黄身揚げ味噌仕立て、絵馬慈姑、焼葱、梅柚子、豆腐、トリュフ
焼物
鰈のカラスミ粉焼き
酢物
柚子と山葵のソルベ
鍋物
穴子鍋 九条葱、聖護院蕪、金時人参
御飯
甘鯛御飯、九条葱、人参
留椀
粕汁、金時人参、大根、揚げ、芹、七味
水物
苺アイスクリーム、苺スープ
いつもながら、大満足です。
そして、千枚漬けがあるこの時期に伺うのが「村上重本店」。
1832年創業の京漬物の老舗。
「露庵 菊乃井」のすぐ近くにあるので、帰りに寄って帰っています。
こだわりの「千枚漬け」はこの季節だけしか味わえないので、お土産にもおすすめです。