ランチの後は、Champagne Boutillez-Marchandへ。
空気圧を送ってゆっくり絞る圧搾機。
一度に8,000kgのシャルドネが搾られています。
こちらのメゾンは6.5ヘクタールを所有し、30%は自分の所で使われていますが、残りの70%はローラン・ペリエにジュースを売っているとのこと。
ドゥーツ、ローランペリエ、ランソンなど大手メゾン6社のぶどうも合わせて20ヘクタール分がこちらで搾られているそうです。
モンターニュ・ド・ランスで栽培されているぶどうはピノ・ノワールが主体ですが、この村だけはシャルドネが97%。
昔は150軒の樽職人がいたそうですが、今は1軒だけになっているとのことで、そこの樽を使っているそうです。
NVは3年、ミレジムは10年間寝かせているとのこと。
通常1ヶ月かけて手で行うルミアージュをこの機械を使うと1週間で行えるとのこと。1つに500本入るので、2つで1,000本が1週間で行え、スペースも最小限にできる便利なもの。最近はどこのメゾンもこの機械を使っているところが多いそうです。
シャンパーニュの協会がチェックしていて、シャンパーニュを作る条件にあっているかどうか許可書がでるまで売ることができないとのことで、これはチェック済みのもの。
早速、テイスティングタイム。
シャンパーニュもとっても美味しいのですが、このラタフィアがお気に入り♪
今回5軒のメゾンを訪問しましたが、実際に現地を訪れ、造り手の情熱や人柄に触れて、ますますシャンパーニュが好きになりました。
シャンパーニュ地方を離れる前に、ランスのノートルダム大聖堂へ。
シャガールの美しいステンドグラスにうっとり♡