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器を愛で沖縄の食文化に触れる@風庵

2018年6月16日

沖縄に行くと必ず訪れたいお店”風庵”さん。

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扉を開けると”おかえりなさい”と店主の金城 男(ダン)さんが出迎えてくださいます。

まるで故郷に帰ったかのような心地良さ。

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先日は生徒さんたちと行ってきました。

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こちらのお店で使う器は全て読谷山焼 大嶺工房の作品。

希少な器が多く、焼物好きの方におすすめ。

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早速、お食事のスタート。

今回もお任せでお願いしました。

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ウシル

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お出汁のいい香りが漂います。

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優しいお味にほっと一息。

チューヌヤーセー(本日のお野菜)

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モロヘイヤをベースに島バナナ、パイナップル、マンゴー、りんごが入った”食べるスムージー”。

最初に果物と野菜の酵素をしっかりといただきます。

器は1点1点異なり、詳しく教えていただけるのも嬉しいところ。

ヤーセーンスシ

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左上から時計回りに

お庭で育ったハイビスカス、雲南百薬、黒人参、アロエベラ、黒きくらげ。

ハイビスカスの花びらは初めていただきましたが、少し粘り気があり、しっかりとした食感。

1つ1つ味付けも異なり、どのお寿司もとっても美味しくて!!

早速、すぐに手に入る黒きくらげで作ってみたいと思います。

如意麺

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昔、沖縄では結納の時に如意素麺(ルーイゾーミン)が食べられていたとのことで、ハレの日の食事として、アレンジして出しているそうです。

国産の米粉と小麦を使ったオリジナルの生麺に最初にいただいたお出汁と沖縄の山芋と梅干しを使ったソース。

コシのある麺とソースのバランスが良く、これから暑くなる季節にぴったり。

こちらのお料理に使われた器は人気のペルシャブルー。

1枚作るのに3〜4ヶ月かかるとのことで、なかなか手に入らないそうです。

そんな貴重な器でいただけるなんて幸せ。

アブユンソーキ

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脂っこいお肉が苦手なのですが、こちらはソーキの煮込みをじっくりと炙って脂を落としているので、あっさりしています。骨離れも良く、食べやすいです。

ズッキーニ、ヤングコーン、クワンソウ(アキノワスレグサ)、ケールと共に。

クワンソウは昔から寝つきが悪い時に飲む薬草茶なんだそうです。茎はシャキシャキしているので色々なお料理に使えるそうです。

タジネームン

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豚肉の様々な部位の食べ比べ。

レンゲに入っているのはクンチャマー(首回りの肉)の冷しゃぶサラダ。

右にあるのが塩漬けした豚肉(スーキチージシ)

上)グーヤヌジー(ウデ肉)

下)ウチナガニー(ヒレ肉)

付け合わせにはパパイヤ、ビーツ、プチトマト、胡桃、桑の新芽。

桑の新芽は糖の摂取を抑え、消化を助けるそうです。

ウルシワン

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如意麺を最初にいただいたお出汁と一緒に楽しみます。

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途中でラー油を入れても美味しいです。

ウクヮーシ

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かぼちゃのペースト、ヨーグルトのケーキ、紅芋チップを添えて。

かぼちゃは黒糖でたいてペースト状にしたもので、こっくりとしたかぼちゃとヨーグルトの相性抜群です。

ヌチグスイ(命の薬)

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器でいただくコーヒーは香りが広がり、ほっこりとします。

右側にあるお菓子は琉球王朝伝統の銘菓「冬瓜漬」

300年ほど前に中国の福州から沖縄に伝えらたと言われ、大変手間ひまがかかるお菓子なので、現在製造されているのは「謝花きっぱん店」さんだけだそうです。

ライチ

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普段触れることができない沖縄の食文化、歴史、方言など沖縄愛に溢れるダン君のお話は大変興味深く、いつも勉強になります!

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そして、コースで楽しんだ器は、20%オフで購入できます。

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私は大嶺先生の作品が大好きなので、欲しいものばかりで・・・

店内には他にも素敵な作品がたくさんあります。

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もちろん、シーサーもありますよ。

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一品一品丁寧に作られた美味しいお料理、そしてそのお料理を楽しむ美しい器は最高のおもてなし。ゆったりと心地よい時間を過ごすことができるおすすめのお店です。

沖縄愛に溢れるダン君。

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美味しく楽しい時間をありがとうございました!!

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