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在日イタリア商工会議所様のイベントへ♪

2021年6月19日

先日は、在日イタリア商工会議所様のイベントにお招きいただきました。

Japan Olive Oil Prize 2021プレスイベント

世界で最も権威のある国際オリーブオイルコンテスト「Japan Olive Oil Prize 2021(ジャパン・オリーブオイル・プライズ)」

在日イタリア商工会議所では、2013年よりエキストラバージンオリーブオイルの品質の高さをプロモートする国際コンテストを毎年開催し、今年は第9回目。

産地を問わず、2020年の収穫年に生産され、年間生産量は500kg以上であるエキストラバージンオリーブオイルがコンテストに参加する資格を有します。

今年は、世界各国(イタリア、ギリシャ、ポルトガ ル、スペイン、チュニジア、クロアチア、トルコ、アメリカ、フランスなど)から467のエントリーがあり、毎年エントリー数は増えているそうです。

審査は、世界的な官能分析のトップとして認定されている国際的な審査員(リーリス・コンスタンティノス氏(ギリシャ)、ラウロ・アン トニオ・ジュセッペ氏(イタリア)、山田美知世氏(日本)、カルヴォ・ファンドス・アンヘレス氏(スペイン)他によるブラインドテイスティングで厳選な審査を行い、優秀作品を決定。

各国の頂点を決める国別最優秀賞、ポリフェノールの濃度を競うポリフェノール賞、昨年から新設されたボトルのデザインの創造性を競うデザイン賞、そして今年は新たな部門としてフレーバーオイル部門が新設されました。

国別最優秀賞

左から

1.Best of Argentina: EL MISTOL CLASICO – Agropecuaria El Mistol S.A.

Mistol Clásicoは滑らかでフレッシュなオイルで、サラダの味付けや毎日の食事の準備に最適。南半球の代表的なエキストラバージンオリーブオイルです。

2.Best of Croatia: Olive oil Lucio – Family Farm Lucio,Dafne Ruzic,Island Solta

アドリア海にあるショルタ島で生まれたOlive oil Lucioは、地中海のフレーバーを表すエキストラバージンオリーブオイルです。

3.Best of France: Château d’Estoublon – AOP BIO – Sas Estoublon 

有機PDOオリーブオイル ヴァレデボード プロヴァンス エキストラバージンオリーブオイル。

ミルで圧搾した、イタリア、スペイン、ギリシャとまた違った南フランスの香りが立つ一品。

4.Best of Greece: OLIX OIL NATE KORONEIKI – OLIX OIL MEPE 

コロネイキというギリシャのもっとも代表的な品種から作られたエキストラバージンオリーブオイル。

オリーブが熟していないうちに収穫。酸性度が低く、同時に抗酸化物質とポリフェノールが豊富。軽いスパイシーな味わいで滑らかな後味があり、わずかに苦みがあります。

5.Best of Italiy: Superbo - Americo Quattrociocchi

ローマがあるラツィオ州に位置するこのオーガニックファームは、ライトフルーティーからインテンスフルーティーにいたる単品種オリーブオイルの生産で、近年素晴らしいパフォーマンスを続けています。

モライオーロ単品種のインテンスフルーティーオイルは、とりわけバナナやパイナップル、トマトそしてアーティチョークの豊かなアロマが感じられ、苦みと辛みは程よくバランスがとれています。

6.Best of Portugal: Casa de Santo Amaro NATURE Organic Evoo DOP Azeite de Trás-os-Montes – Trás-os-Montes Prime Lda

フレッシュなオリーブ、切ったばかりの草、トマトの香りがあり、口に入れるとバランスのとれた苦味とスパイシーさがあり、オリーブの葉の香りと調和のとれた長い余韻が続きます。

生産者は年間を通して、オリーブの木の世話をし、10月末にオリーブを収穫し、搾油所でオイルを抽出。保管と梱包は生産者の施設で行われ、高水準の品質が保たれています。

7.Best of Spain: FRANTOIO - ACEITE DE OLIVA VIRGEN EXTRA ECOLÓGICO (Deortegas)

フルーティーな品種で、柑橘系のアロマが立ち上って非常に刺激的です。緑の草、バナナ、ナッツを際立たせます。軽くて広がりのある口当たり、ソフトで漸進的なスパイシーさとトロピカルなタッチ。

充実した内容で表現力豊かな品種。生であらゆる種類のタパスや付け合わせ、トースト、サラダなどにおすすめ。

8.Best of Tunisia: Domaine Adonis Blend – Domaine Adonis 

Domaine Adonis は、 北チュニジアのローマ帝国時代に建てられたTestourという町の近くの Mjez El Bab の高台に位置し、オーガニックエクストラバージンオリーブオイル、テーブルオリーブ、マルチフローラルハニーの生産を専門としています。

9.Best of Turkey: Genius Olive Oil – Genius LTD ŞTİ

Geniusオリーブオイルは細心の注意を払って製造されています。 畑のレイアウトから貴重なアルベキーナの種の植え付け技術まで、 特別な機械を使用し、最高の状態のオリーブを地面に触れることなく、1日で最適なオリーブオイルを採取。 数時間以内に衛生的なスチールタンクに保管され、ボトルへ。

10.Best of USA: Truly Koroneiki – Corto Olive Co 

TRULYは「真の」という意味。搾りたてのジュースからしか得られない、フルボディでダイナミックで明るいフローラルノート。 最盛期に収穫されたオリーブから作られた新鮮なオイルは、最先端の工場で数時間以内に低温抽出され、キッチンに届いたときと同じように新鮮な味がします。カリフォルニア州ならではの「黄金の液体」です。

JOOP DESIGN AWARD最優秀賞

昨年から新しく設立されたエキストラバージンオリーブオイルのボトルのデザインの創造性に特化したデザインアワード。

今回は、この賞を獲得することを目的としてエントリーされたエキストラオリーブオイルがあったほど生産者たちはボトルのデザインにもかなりこだわられています。

今年は、イタリア・プーリア出身の建築デザイナーのファビオ・ノヴェンヴレ氏、プロダクトデザイナーの柴田文江氏、日本人唯一のヴェネツィアンガラスアーティストの土田泰彦氏、アメリカのクリエイティブディレクターのマーク・アトラン氏など、世界的に活躍するクリエイターやデザイナーの方々が審査員を務め、非常にスタイリッシュな高級感のあるデザイン、エキストラバージンオイルの品格を表すエレガントな雰囲気のものが選ばれました。

デザイン賞1位:Monogram Premium Organic / Monogram Olive Oil (写真中央)

2つの最も古代ギリシャのオリーブ栽培品種、コロネイキとアティノリア品種の最高のブレンド。熟していないオリーブの最高のコールドプレス抽出-風味、鮮度、低酸味、健康上の利点の向上した品質で賞賛されています。

最後の一滴まで大切にされる思いやりのあるギフトパック。

デザイン賞2位: Château d’Estoublon – AOP BIO – Sas Estoublon (写真左)

有機 PDO オリーブ オイル ヴァレ デ ボー ド プロヴァンス エクストラ バージン オイル ミルでの圧搾: 最初のコールド プレス、フィルター処理 保管: ステンレス鋼タンク、窒素キャップ、温度制御チャンバー。イタリア、スペイン、ギリシャとまた違った南フランスの香りが立つ商品です。

デザイン賞3位: Protoleo / RAFTELI PROTOULI MARIA & CO (写真右)

未熟なオリーブに含まれる葉緑素に起因する独特の緑色をしており、抗酸化作用が豊富になっています。

他のエクストラバージンオリーブオイルと味が異なり、苦味とわずかに辛味があり、カットしたての未熟オリーブの非常に強いフルーティーな特徴があります。

品質の良いオリーブオイルとは?

日本と世界ではエキストラバージンオリーブオイルの基準が異なることをご存知でしょうか?

日本でエキストラバージンオリーブオイルと呼ばれているものも世界基準ではそう呼べないものが多くあるそうです。

グローバルスタンダードIOC (国際オリーブ協会)の品質基準

IOCでは、オリーブオイルの品質に関して、エキストラバージンオリーブオイルを頂点に9種類に分類しています。

IOCの品質基準で「エキストラバージンオリーブオイル」と名乗るには、化学検査による酸度が0.8%以下、官能検査の総合評価の結果エキストラバージンオリーブオイルに間違いないと認められなければならなりません。

化学検査は、化学的に分類されるような成分分析検査。

官能検査は、IOCが認定した十人程度のマイスターにより、フルーティーさ、苦み、辛み、などの数多くの評価表に基づいて評価されます。

一方、JAS法(日本農林規格)による品質基準ではオリーブオイルのグレードを「オリーブ油」と「精製オリーブ油」の2つにしか分けません。

日本では、酸価2.0mg以下の基準を満たしてしまえば「エキストラバージンオリーブオイル」と名乗ることができてしまいます。

IOCは酸度、JASは酸価で表示しますが、酸価とは遊離脂肪酸を中和するために必要な水酸化カリウム量で、酸度(%)=酸価(mg)✕0.503という関係になります。

このように日本のオリーブオイルの品質基準はIOC に比べて甘いため、国際的にみた場合「エキストラバージンオリーブオイル」としては“偽物”となってしまうオリーブオイルが多く流通してしまっているのが現状です。

では、どうやって高品質のものを選ぶか。

実際にテイスティングできる場合は、辛味・苦味があるかが重要だそうです。辛味と苦味はポリフェノールの含有量に大きく関係し、辛味や苦味があるほど健康効果も期待できるそうです。

今回のプレスイベントでは、オリーブオイルの選び方も知ることができ、大変勉強になりました!!

第3回The Authentic Italian Table ~イタリアを食べる日~

このイベントは、イタリア経済開発省主導により全世界で展開されている『Extraordinary Italian Table』プロジェクトのひとつで、イタリア国外の消費者に対して、イタリアの食材の真の価値を守り、正真正銘のイタリア料理を紹介することを目的とされています。

第3回目を迎える今年のテーマは「ヘルシー・ベジタリアン・自家製ベーカリー」。

イタリア料理界の巨匠有名人気シェフによるクッキングショー!

イタリア料理界の人気シェフであるマリオ・フリットリ氏(右)、イタリアパン職人の角谷 聰氏(左)

マリオシェフは、グルテンフリーのパスタと新鮮なイタリアの素材(IGPトロペアの赤玉ねぎ、塩漬けケッパー、オリーブ ベッラ・ディ・チリニョーラ、ペコリーノ・サルドDOP、サンマルツァーノ ポモドーリ・セッキ (乾燥トマト)、 モデナのバルサミコヴィネガー IGP)を使って、ベジタリアンのパスタをご紹介くださいました。

バルサミコ酢を煮込むと味がさらに濃厚になるとともに、お皿をデザインできてクールな仕上がりに♪

角谷シェフは、ふすま、グリーンオリーブ&ケッパー、黒オリーブ&ドライトマトの3種類のパンをご紹介。

イタリアで長年修行された角谷シェフのこだわりとパンへの情熱が詰まった本格的で美味しいイタリアのパン♪

イタリアンレストラン品質認定シェフ6名によるパネルディスカッション

在日イタリア商工会議所の認定しているイタリア料理の伝統的なレシピを遵守し、 イタリアの文化とホスピタリティーをお客様にお伝えする努力をしている本格的なイタリアンレストラン AQI(Adesivo di Qualità Italiana)より6名のシェフが集結。

イタリアの食材などをテーマにパネルディスカッションを開催。

Elio Locanda Italiana オーナーシェフ・エリオ・オルサーラ氏

今回は、ベジタリアンがテーマということで、ラビオリを作りました。

ベジタリアンというと非常にシンプルで見た目にも控えめなイメージがあるが、食材そのものの香りを生かしながら、南イタリア料理らしく濃厚な味わいとイタリア料理らしく華やかな色彩のある一品に仕上げたそうです。

Trattoria le Sarde 安澤シェフ

パンのポルペッティーニ。

ナポリの名物のアランティーニ(お米のコロッケ)のようにペコリーノ・サルドDOPなどを使ってパンで作られたそうです。

Nido 戸羽シェフ

バルサミコ酢で煮込んだトレビスやひよこ豆・全粒粉を使ったキッシュ。

ベジタリアンの中でもヴィーガン(動物性のもの不使用)でキッシュを作ったそうです。

タルト生地は全粒粉、真ん中の生地はひよこ豆とオーツミルクを使い、甘酸っぱく煮たトレビスをトッピング。

3年前からヴィーガンメニューのリクエストが増え、コロナの影響でさらに健康志向が高まっているそうです。

Tanto Tanto 飯岡シェフ

南イタリアの夏らしいレシピのチャンボッタ。

ポモドーリ・セッキ (乾燥トマト)を使ったチャンボッタ。

カポナータに似ていますが、チャンボッタはシチリアの代表料理のひとつで、カポナータにはワインヴィネガーと砂糖が入りますが、このチャンボッタは素材だけで煮込んだ野菜の旨味を生かした料理。

ドライトマトの戻し汁をアガーを使ってジュレ状にし、半熟卵の上にかけてアレンジ。

Pepe Rosso 今井シェフ

初夏らしい一品のインサラータ・パンテスカ。

パンテレリアはシチリア島の近くにある小さな島でケッパーが名産。パンテスカはパンテレリア島のと言う意味。

トマト、じゃがいも、赤玉ねぎ、オリーブと島の名産のケッパーを使って作るサラダで、そこにバジルやオレガノを入れたりするそうです。

最近はヴィーガンをリクエストされるお客様も多いとのことですが、元来イタリア料理は野菜をメインとしたヘルシーな料理が多いので、特に何か素材を代替する必要もなく、素材そのものの香りと味を楽しんでいただけるそうです。

Focaccia di Recco 500 岩井シェフ

フォカッチャ

シェフがリグーリアで働いていた時のフォカッチャに麦味噌をいれてアレンジ。日本の小麦粉とイタリアの小麦粉をブレンドして作られたそうです。

イタリア人気料理研究家のベネデッタ・パローディさんのクッキングショー

イタリアから有名人気料理研究家として親しまれているベネデッタ・パローディさんもオンラインでイベントに参戦。

自宅で簡単に作れるベジタリアンレシピ・Pasta con fonduta di grana e zucca(かぼちゃとグラナパダーノチーズフォンデュ風パスタ)をご紹介くださいました。

AQIレストラン限定、第1回ミールキット&テイクアウトメニュー賞

イベントの最後には、在日イタリア商工会議所のAQIレストランからミールキット&テイクアウトメニュー賞を発表。

ベストミールキット賞:イル・バーカロ/フライパンひとつで作れるリゾット(販売価格950円)

テイクアウト賞:Nido/プロシュットコット、トリュフ、アジアーゴチーズのニーディ ディ ロンディネ(販売価格1400円)

ベストパッケージ賞:イル・バッチョコーネ/ディジェッレ・モッツァレラチーズと18か月熟成パルマ産プロシュット(販売価格1400円)

みんなのPreferito賞:LIBERO/ペペロンチーノセット(販売価格2500円)

【今回のイタリアを食べる日のメインのイタリア食材】

*シチリア、パンテレリア島のケッパーIGP:1996年にIGP(地理保証保護)制定

*モデナのバルサミコヴィネガー IGP : 2009年IGP(地理保証保護) 認定

*ペコリーノ・サルド DOP(サルデーニャ産) 羊のチーズ 2011年 DOP(原産地呼称保護)制定

*チェリニョーラのオリーブDOP:世界一大きいオリーブ2000年 DOP(原産地呼称保護)制定

*ポモドーリ・セッキ サンマルツァーノ DOP - 1996年 DOP(原産地呼称保護)制定

*トロペアの赤玉ねぎIGP: 2008年IGP(地理保証保護) 認定

Rosso Oro della Calabria”(カラブリアの赤い黄金)と呼ばれる

 

盛り沢山な内容でとても楽しく、ベジタリアンメニューのSpecial Meal Boxやグルテンフリーパスタ、オリーブオイルなど、お土産もたくさんいただきました♪

今回は、「ベジタリアン」がテーマだったので、大変興味深く、イタリア料理界の第一線で活躍されているシェフの方々からイタリアの食文化やベジタリアン料理について伺うことができ、大変勉強になりました。

在日イタリア商工会議所様、お招きいただき、ありがとうございました!!

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