私がこよなく愛する福岡にある「海木(かいぼく)」のだしいなり。
何度かブログでも紹介しておりますが、他にはない味わいなので、「ここぞ!」というときの”おつかいもの”におすすめです。
昨年9月には日本橋のコレド室町テラスに2号店をオープンされたので、東京でも購入できるようになりました。
かなり人気なので、確実に購入するには朝一番に行くのがベスト。
この「だしいなり」には、熊本県南関町で300年以上歴史のある南関揚げを使用。
この油揚げは、水分を全く含まず乾燥した状態なので、とても繊細で粉々に割れやすいもの。
それを1枚1枚油抜きを行い、洗い、出汁を引き、味付け、火力調整など8時間に及ぶ行程をつきっきりで行い、炊き込むという大変な作業。
こうした手間と時間を掛けることによって黄金色に輝く、ふくよかで滑らかなお揚げが完成するそうです。
このお揚げをその都度温めてお出汁を切らずに巻き上げているのが海木の「だしいなり」。
作りたては、ほんのり温かく、口の中でジュワッと、お出汁のコクと優しい甘さが広がります。時間が経っても、パサパサにならず、もっちりとした食感でとっても美味しいです!!
いなりずしの常識を覆す海木の絶品だしいなり。
一度食べると忘れられない美味しさなので、是非、グルメな方への手土産にしてみてはいかがでしょうか。