パリからシャンパーニュへ移動し、シャンパーニュメゾン巡り。
まずは、今年お仕事でお世話になった「テタンジェ」へ。
テタンジェはランスに本拠地を構える、家族経営を続ける数少ないメゾン。
1932年にピエール・テタンジェが1734年創業のフルノー社と屋敷を買い取り、シャンパーニュ・テタンジェが誕生。
自社畑は34区画、290haを所有。
長い螺旋階段を下りて、地下18mにあるカーヴへ。
ここは、13世紀にサン・ニケーズ修道院が建造され、フランス革命によって修道院が破壊されたのち、修道士たちがシャンパンの貯蔵庫として使用するようになった地下洞です。
現在残っているのは地下階だけで、そのアーチ天井をもつ納骨堂はシャンパーニュ地方で最も美しいゴシック様式の建造物です。
壁に描かれているのは、チボー4世。十字軍の遠征からシャルドネ種の祖先といわれるブドウの苗木を持ち帰りました。この紋章は「テタンジェ」のシャンパンのすべてのボトルに刻印されています。
「テタンジェ」のカーヴが造られたのは古代ローマ4世紀。当時のランスはローマ人の石切り場となっていました。
カーヴの温度は年間を通して11度に保たれ、こちらではプレステージキュヴェとマグナム以上のみが貯蔵されています。
ルミアージュは手作業で行われ、一人で1時間に7,000本、1日に4〜5万本も行われています。
カーヴ見学を終え、優しい光が差し込む素敵なテイスティングルームへ。
こちらの4種類をテイスティングさせていただきました。
テタンジェ ブリュット レゼルヴ FIFAボトル2018
セパージュ:シャルドネ40%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ25%
ドサージュ:9g
テタンジェ・プレスティージュ・ロゼ
セパージュ:ピノ・ノワール45%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ25%
ドサージュ:9g
コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2007
セパージュ:シャルドネ100%
ドサージュ:9g
コント・ド・シャンパーニュ ロゼ2006
セパージュ:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
ドサージュ:9g
歴史的カーヴを拝見し、素晴らしいシャンパーニュが味わえ、ますますテタンジェ のファンになりました💕
プレリュード グラン・クリュ、スカーフ、カフスのお土産までいただき、感激です!!