ライフスタイル

伊豆大島へ♪

2017年6月1日

先日は、伊豆大島にある海の精さんの製塩場に行ってきました♪

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以前から愛用している海の精さんの塩。

日本の伝統的な製法と成分を継承した塩について学ぶべく、

工場を見学させていただきました。

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海の精さんは、一度日本で廃止された伝統製法を復活させて、

昔ながらの味わいのある塩を作られています。

こちらは、流下式塩田。

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やぐらの裏には、コンクリート盤(流下盤)があり、

ここに海水を広げて、コンクリート盤を流れる間に風と太陽の力で水分を蒸発させます。

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ここでくみ上げられ、ポンプで上まで繋がっています。

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高さ6mに組み上がった木造のやぐら。

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コンクリート盤を流れた海水は、ポンプでやぐらの上まで運ばれ、

網をつたって下まで落ちる。これを何回も繰り返し、だんだん

塩分の濃い海水になります。

その期間は、1週間~3週間。

塩田は雨の日以外は基本的に365日24時間動いていて、雨が降りそうになると

たとえ夜中でも塩田に来てポンプを止め、海水を回収するという大変な作業です。

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塩分が海水の3~4倍の濃さになったら、それをこちらの平釜で24時間じっくりと煮ます。

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水分の濃さをはかり、31%になったら火を止めます。

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こちらは、出来立ての熱々の塩。

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こちらを脱汁器にかけて塩とにがりにわけます。

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しぼりたての塩。

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そして、こちらはにがり。

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1000ℓの海水からできる塩は、なんと30kg。

とても少なく、大変手間のかかる作業です。

そして、もう1つ、天日だけで結晶させる塩。

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塩田で濃縮した海水をこちらの温室で干します。

温室の中は1年中40度ほどで、とても暑く、伺った日は日差しが強く、

少しの時間だけの滞在でしたが、クラクラするほど。

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こちらのトレイに濃縮した海水をはり、

1日1~2回「手もみ(ヘラで静かにかき混ぜる作業)」を行います。

夏で2週間、冬で1ヵ月。こちらを脱汁器にかけて完成。

できた塩は毎回成分をチェックし、品質を保たれています。

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自然の力と人の手による、まさに手塩にかけた塩。

以前から海の精さんの塩を愛用していましたが、生産工程を拝見し、

作り手の熱い想いに触れ、ますますファンになりました!!

海水100%、天日と平釜の伝統海塩は、

人の身体に必要なたくさんのミネラルが含まれています。

料理も使う塩で味が変わります。

この伝統的な製法のことについて、生徒さんに伝えていきたいと思います。

お忙しい中、時間を作ってくださった海の精の寺田社長、

素晴らしい機会をくださった日本豆腐マイスター協会の磯貝さん、

本当にありがとうございました!!

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