お花見シーズン到来！
今年は、開花から満開になるまで少し時間がかかりましたね。
このシーズンになると、桜の様子を眺めながら目黒川沿いをお散歩するのが楽しく、
日課になっています。
今日の雨で桜はどれくらい残っているでしょうか。
先日は、中目黒にある大好きなフレンチレストラン「CRAFTALE（クラフタル）」に行ってきました。
クラフタルとは、「CRAFT＝手技」と「TALE＝ 物語」の２つを重ねた言葉で、
生産者・お店・お客様で1つの物語を創作したいとの思いが込められています。
目黒川沿いにあるこちらのお店の窓からは美しい桜を眺めることができ、
桜とお料理の共演を愉しみました。
まずはシャンパーニュで乾杯☆
今回いただいた桜のコースは、雪解けから春にかけてイメージされたお料理。
蕗の薹のムース
蕗の薹を使った雪に見立てた冷たいムース。
下にはウド、爽やかな香りや苦みのある野菜をホワイトバルサミコ酢で和え、
まさに雪解けから春を迎えるイメージ。
グルヌイユのハーブ風味のフリット
カエルのフリットと蓮の葉に見立てたナスタチウムとフロマージュブラン。
バジルシードでカエルの卵をイメージ。
桜肉のタルタル
馬肉とエシャロットをシェリービネガーで和えたタルタル。
タルタルの上には姫人参のスライス。桜の枝のシュー生地。
ソースは人参を使ったマスタード。パウダー状のものは塩漬けの卵黄を粉末にしたもの。
そして、こちらのお店で面白いのはパンマリアージュ。
桜の葉を練り込んだパンと一緒に。
合わせるお酒はこちらの日本酒
桜の花びらがグラスの中で舞っています♪
新玉ねぎのロースト 雲丹とグリンピース添え
新玉ねぎ、北海道産の雲丹、グリンピースとミントオイル。
マスカルポーネのソース。
合わせるパンはこちら
タルトフランベ
クリスピーな生地に新玉ねぎとベーコンをサワークリームで和え、
上にはグリンピースの皮の素揚げにグラナパダーノチーズ。
桜鱒のオイルコンフィ トムヤムクン風
海老のブイヨンにレモングラスやコブミカンなどで香り付け。
桜鱒はゆっくりと火を入れてとろっとした食感。
海老せんべいの上に桜海老のフリットとハーブを添えて。
全体的にトムヤムクンをイメージしたもので、
エスニックな香りが漂います。
そして、こちらは桜餅！ではなく、桜餅に見立てたジャスミンライスのおこわ。
中には桜エビが入っていて、途中でスープに入れてご飯を崩しながら食べてくださいとのこと。
また違った味が楽しめる一皿。
仔牛のモモ肉 蛤とクリームソース
仔牛は低温でゆっくりと火が入れてあり、しっとり。
蛤とそのクリームのソース、仔牛のジュ、
アーモンドのミルク漬けのソース。
その下にはホワイトアスパラガスのコンフィとおかひじき。
こちらに合わせるのは海藻バター入りのパン。
苺のムースとコンフィチュール
ムースは口の中にいれるとふわっととけて軽やかな一品。
みつばち
蜂の巣のシガレットに自家製のレモンカード。
生姜のアイスクリームにホワイトチョコレートのクランブル。
目黒川の桜を愛でながら、春の食材をふんだんに使った物語性のあるお料理で
美味しく楽しい時間でした。
大土橋シェフのお料理には毎回驚きがあり、ワクワクします。
昨年9月にオープンしたお店ですが、早くも予約の取れないお店に！
おすすめのお店です。