ライフスタイル

clubhouseで薬膳の話をさせていただきました!!

2021年4月23日

毎日楽しく聴いているclubhouseの”ライフスタイル部”の「朝のおしゃべり会」

毎朝8時15分〜9時15分で開催され、健康、暮らし、ヘルシーな食事法など、女性のライフスタイルを軸に様々なトピックについて情報交換ができるルーム。

本日は、薬膳の話をさせていただきました!

まずは、自分の体質を知っていただきたいので、こちらの体質診断シートをダウンロードして、体質をチェックしてみてください♪

丸が多くつくものが自分の体質ですが、1つの体質になることは少なく、2〜3つくらいある方が多いです。

体質の話の前に「薬膳」について少し説明をしたいと思います。

薬膳とは?

薬膳とは「中国の医学理論」に基づき、体調のバランスを整えるために、季節や現在の体調、症状などに合わせて食材や生薬を組み合わせて作る料理のことを言います。

普段私たちが食べている食材には、身体への様々な作用があると考えられており、身近な食材のみで薬膳を作ることができます。

薬膳は手間がかかる、高そうな食材を使いそうと思われがちですが、いつもの食材でできるので取り入れやすい食事法です。

中国医学とは?

薬膳のもととなる中国の医学である「中医学」。その特徴について詳しく紹介します。

整体観(バランス医学)

中医学の特徴のひとつは、その「整体観(せいたいかん)」にあります。人体は、自然界から様々な影響を受けています(外部環境、気候、ストレスなど)。また一方で、人体それ自身も自然とバランスを取りながら、内部でさまざまな部位が影響し合っています。一種の「バランス医学」と言えます。中医学では人体をバラバラに考えるのではなく、臓器や身体の部分すべてが関連を持っていて、繋がっていると考えます。中医学では悪い臓器だけでなく、その臓器を悪くした要因や全体の臓器のバランスを考慮して治療します。そのため、違う臓器を治すことによって、結果的に悪かった臓器が治ることもあります。

弁証論治(オーダーメイド医学)

2つ目の特徴に「弁証論治(べんしょうろんち)」があります。この特徴は、患者さん一人ひとりの体質や、病気の原因、発病のプロセスを分析して証を決定し、それにあった適切な治療法を選んで治療を行っていくというものです。まさに「オーダーメイド医学」です。

中医学では「頭痛だからこれがよい」「肩こりだからこの食べ物」と症状で決めません。

ひとりひとり違うのが人間の身体。似て見えても全く同じではありません。

ある人が「体調が良くなった」と言って薦められたものを別な人が摂取しても、あまり効果を感じなかったり、逆に体調が悪くなったりすることもあります。

例えば、便秘ひとつとっても、ストレスによっておこる便秘、出す力がなくてなる便秘、身体に熱がこもってしまってなる便秘と、原因はいろいろあり、その人の状態によって食べるべきものが変わってきます。「便秘によいから」と食べていたものが、実は今の状態に合っていないということもあるのです。

今のあなたの状態(熱っぽいのか、汗が出るのか、咳の大きさや痰は濃いのか薄いのか、どんな痛みなのか、どんな時に痛むのかなど)

身体が発するサインをトータルに考え分析して初めて、どのような食べ物を摂取した方がよいのか、または避けた方がよいのかを判断します。

未病先防(予防医学)

3つ目の特徴は「未病先防」です。
「未病先防(みびょうせんぼう)」とは、養生法により、病気が発症する前に体質を見ながら対応していく、 未然に防ぐという考え方です。
これは病気にかかりにくい体質を作る「予防医学」という中医学独特の考え方です。

中医学の基本概念

中医学の中には、陰陽学説、五行学説、気血水学説などいろいろな学説が存在しています。それぞれが独立していますが、中医学の中では、時に影響しあい、体質を診る手段としてそれぞれが使われます。

気・血・水(き・けつ・すい)

「気」「血」「水」は、身体を構成する基本の物質です。簡単に例えると“身体を支える3本の大黒柱”です。
丈夫な大黒柱に支えられた家が、雨や風そして地震にもビクともしないのと同じように、太くて丈夫な“気血水の3本の大黒柱”が協力し合いしっかり身体を支えることで、身体は健康な状態を保て、ストレスや天候の変化、疲れなど、さまざまな逆風にもビクともしない強い身体になれます。

この「気・血・水」が不足しているか、滞っているかで6つの体質に分類され、それぞれに応じた症状への対処法があります。健康を保つためには、まず自分の体質を知ることがポイントです。

「気」とは、目で見ることのできない一種のエネルギーで、全身をめぐって基本的な生命活動を維持していると考えられています。また、人の身体を支えるすべての原動力のようなものとされています。

身体を温めたり、血を全身に送ったりする働きを持っています。

気が全身にいきわたり、気の巡りがスムーズであれば、身体も心ものびのびと心地よくいることができます。

気虚(ききょ)・・・気が不足している状態

<症状>

臓腑の働きが低下し、風邪をひきやすくなる、むくむ、汗がでないまたは出過ぎる、疲れやすいなど。

<対処法>

体を温め動かすエネルギーである「気」が不足し、「気力」「元気」が出ない状態。エネルギー源となるような気を補うものや消化に良いものを食べるようにすることが大切です。

~特におすすめの食材~

玄米・もち米・ひえ・さつまいも・山芋・大豆・銀杏・枝豆・かぼちゃ・栗・グリンピース・椎茸・空豆・とうもろこし・生姜・キャベツ・ネギ・胡桃・アボカド・さくらんぼ・葡萄・桃・山椒・花椒・シナモン・なつめ

主にイモ類・雑穀類・きのこ類は積極的にとるようにしましょう。

〜おすすめのお茶〜

ほうじ茶、 紅茶(+プルーン、シナモン)、杜仲茶

~避けたいもの~

冷たい物・生サラダ(トマト、きゅうり、海藻類など)、生もの

気滞(きたい)・・・気が滞っている状態

<症状>

イライラする、張った痛み、胸の張り、緊張しやすい、うつうつするなど。

<対処法>

「気」の流れが停滞している状態。ストレスや疲労をためこむことでこの体質に傾くことも多いようです。また、痰湿や瘀血が原因になることもあります。気の循環を促す食事をすると同時に何事もためこまないことを心がけてください。

~特におすすめの食材~

玄米・蕎麦・玉ねぎ・ピーマン・紫蘇・フェンネル・セロリ・三つ葉・パクチー・パセリ・春菊・菊花・陳皮・ウコン・大根・苦瓜・クコの実・かぼす・きんかん・グレープフルーツ・すだち・みかん・柚子

主に香味野菜や柑橘類、酸味のある食べ物を積極的にとるようにしましょう。

〜おすすめのお茶〜

ジャスミン茶、ミント茶、バラ茶、ラベンダー茶、カモミール茶、菊花茶

~避けたいもの~

唐辛子・味が濃い物

※イライラしているときは、辛い物は特に避けること。

※ガスとゲップの多い人は、いも・豆を控えること。

「血」とは、全身をめぐる栄養素などの循環や、血液の流れなどのことで、全身の組織や器官に栄養を与えるものです。

血虚(けっきょ)タイプ……血が不足している状態

<症状>

顔色がすぐれない。めまい、立ちくらみ。抜け毛、白髪。疲れ目、肌荒れなど。

<対処法>

全身に栄養を届け、精神を安定させるといわれる「血」が不足している状態。肌や臓器に栄養が行きわたらないので、さまざまな不調が現れます。めまいや肌の乾燥などもおこりやすくなります。気は血を作り出すと言われる為、血だけではなく気を補う働きのある食材も積極的にとるようにしましょう。

~特におすすめの食材~

玄米・黒米・枝豆・黒豆・小豆・黒きくらげ・黒胡麻・しめじ・人参・ほうれん草・ヨモギ・小松菜・ひじき・金針菜・プルーン・クコの実・なつめ・桃・ライチ・ざくろ・葡萄・松の実・カシューナッツ・アーモンド・ピーナッツ

プルーンやなつめ、クコの実などのドライフルーツ、緑黄色野菜、黒豆、ひじき、黒ごま、黒きくらげなどは血を増やしながら血のめぐりもよくするので、積極的にとるようにしましょう。

〜おすすめのお茶〜

なつめ茶、ほうじ茶、紅茶(+プルーンやシナモン)、くこ茶

~避けたいもの~

激辛な物、冷たいもの、脂肪分の高いもの

瘀血(おけつ)タイプ……血のめぐりが悪い状態

<症状>

顔色や唇の色が悪い。慢性の肩こりや頭痛、ひどい生理痛。しみやそばかす。不整脈や息苦しさなど。

<対処法>

「血」の流れが滞り、血行不良の状態です。寒さや熱がこもることが原因になるほか、気虚や気滞、血虚から引き起こされることもあります。血流をよくする働きのある食材を上手に利用し、また適度は運動をするように心がけましょう。

~特におすすめの食材~

玄米・黒米・玉ねぎ・オクラ・クレソン・ししとう・青梗菜・菜の花・ニラ・ネギ・パセリ・生姜・みょうが・サフラン・ウコン・黒豆・酢・クランベリー・プルーン・ブルーベリー・桃

しょうが、にんにく、にんにくの茎、タマネギ、らっきょうなどは血の巡りをよくします。色の濃い野菜(トマト、なす(皮付き)、パプリカ、パセリ、セロリ)も血の働きを助けてくれます。
にんにくやオリーブオイルにも血をめぐらせる作用があるので、ラタトゥイユなどにして食べるのもおすすめ。

〜おすすめのお茶〜

うこん茶、紅花茶、ローズティー、シナモンティー、杜仲茶、しょうが紅茶、黒砂糖入り紅茶

~避けたいもの~

激辛な物・脂っこい物

「水」とは、血液以外の水分や体液を指すもので、食べ物や飲み物の中の水分を消化吸収によって人の身体に必要な形にして、体を潤すもののことです。

陰虚(いんきょ)タイプ……水分が不足している状態 

<症状>

肌のかさつき。のぼせやほてり。目の乾き。口や喉の渇き。耳鳴り、便秘など。

<対処法>

体を冷まし、潤す元となる「陰」の要素が不足した状態。潤い不足の体質です。水分を十分にとり、潤す働きがあるものを中心に、また、ほてりや熱感があるときには寒涼性のものを積極的にとるようにしましょう。

~特におすすめの食材~

黒米・蓮根・トマト・きゅうり・アスパラガス・豆腐・白菜・山芋・百合根・白きくらげ・黒きくらげ・胡麻・ジュンサイ・蕪・人参・ほうれん草・黒豆・エリンギ・オクラ・豆乳・杏仁・梨・ライチ

百合根、豆腐、山芋、白きくらげ、梨、蓮根、梨など身体を潤す作用がある白い食材を積極的にとるようにしましょう。

〜おすすめのお茶〜

ほうじ茶、ミント茶、菊花茶、緑茶

※水分補給はこまめに行うことが大切。
ただし、がぶがぶと水を飲んでも、うまく体に吸収されない場合も多いので、みずみずしい野菜や果物でおだやかに水分補給をするのがコツです。

~避けたいもの~

熱性の物・唐辛子・シナモン・胡椒・スパイシーなもの

※体に熱を生む食べ物を避ける

痰湿(たんしつ)タイプ……水のめぐりが悪い状態

<症状>
脂性肌や吹き出物。肥満、水太り、身体の重だるさ。血中コレステロール値・中性脂肪値・体脂肪率が高いなど。

<対処法>

水の代謝が悪い状態、梅雨の季節は湿気が多く、その湿気が体に侵入しやすいためこの体質に傾きやすくなります。水分代謝を上げる食材を食べて余分な水分を排出しましょう。

~特におすすめの食材~

玄米・はと麦・大麦・海藻・きのこ類・牛蒡・大根・蕪・人参・茄子・アスパラガス・きゅうり・緑豆・・クレソン・パクチー・ジュンサイ・冬瓜・セリ・とうもろこし・白菜・西瓜・春雨・もやし・メロン・マンゴー・すもも・小豆・さんざし

特に、余分なものを排出しながら、血液をサラサラにしてくれる、昆布、わかめ、たけのこ、ごぼう、レタス、白菜、大根、玄米、はと麦、海藻などは多めにとるように心がけましょう。

代謝を高めてくれるスパイス類や、余分なものの排出効果を高める酢も積極的に利用してください。

〜おすすめのお茶〜

ウーロン茶、凍頂烏龍茶、プーアール茶、はと麦茶

~避けたいもの~

甘い物・脂っこい物

 

いかがでしたか?

ご自身の体質に合わせた食材を日々の生活に取り入れて、心地よく過ごせるヒントになれば嬉しいです。

体質に合わせた食材を探すのにおすすめの本「薬膳・漢方の食材帳

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ご参加くださいました皆様、ありがとうございました!

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