最終日のランチは、鯛めしを求めて『皆美館』へ。
『鯛めし』というと、鯛を丸ごと土鍋に入れて炊き込んだ炊き込み御飯を思い浮かべると思いますが、
『皆美家伝 鯛めし』は全然違います。
丸皿に盛り合わせた鯛のそぼろ・玉子の白身と黄身・大根おろし・海苔・わさびを
ご飯の上に乗せて、皆美家伝の特製だしをたっぷり注いでいただきます。
この鯛めしは、江戸・文化文政の時代、長崎や平戸に赴いた御用人が献上した西洋料理を松江藩七代藩主の松平不昧公がアレンジしたのが原点で、
その御殿料理を皆美館の初代板前長が家伝料理として考案し、代々伝承された料理とのことでした。
皆美家伝の特製だしがとても上品で、鯛の旨みがしっかりとでていて美味しかったです。
ご飯は軽く3杯分ありましたが、あまりの美味しさにしっかり完食しました(^^♪
夕食は、宍道湖で採れる魚介類を使った郷土料理『宍道湖七珍』をいただけるお店『川京』へ。
カウンター12席のみのお店で、当日予約が取れたのが奇跡的です☆
宍道湖七珍とは、すずき、モロゲエビ、鰻、あまさぎ、白魚、鯉、しじみの7種類で、
それぞれの頭文字を取り『すもうあしこし』と覚えるそうです。
季節によるので全て揃うのは難しいのですが、
旬のものを一通り食べれるコースをいただきました。
炙りワカメと変わり枝豆
うちわ海老と亀の手
お助けしじみ
うなぎのタタキ
安来産大豆の豆腐
刺身の盛り合わせ
スズキの奉書焼き
手長海老の唐揚げ
しじみ雑炊
これだけいただいて、一人3,675円とは驚きでした。
かなり渋めのお店ですが、こちらもオススメです。
偶然にも両隣は、東京からのお客様で話も弾み、
すっかり仲良くなりました。
これもご縁旅ですね♪
本当に美味しく楽しい旅行でした(^^)
そでれは、皆様素敵な週末をお過ごしください☆