海外グルメ 海外旅行

ニューヨークからリスボンへ

2018年8月17日

リスボンに着いた時は、アフリカからの熱波の影響で、ポルトガルは記録的な暑さとなっていて。

なんと、最高気温は45度。

経験したことのない熱風を伴う暑さに少しバテ気味。

しかし、初めてのポルトガルなので、人気の5都市を巡ることにしました。

まずは、ポルトガルの首都リスボンから車で1時間程北上した場所にあるオビドス。

『谷間の真珠』とも呼ばれる中世の面影をオビドスは、城壁に囲まれた小さな村です。

LRG_DSC09766

城壁をくぐると、そこには花で飾られた白い壁の家々があります。

LRG_DSC09755

中世の美しい街並みは、どこを切り取っても絵になります。

LRG_DSC09719

LRG_DSC09724

LRG_DSC09748

こちらは、オビドスの名産品であるさくらんぼのリキュール「ジンジーニャ」

LRG_DSC09741

LRG_DSC09735

チョコレートのカップに注いでいただきます。

LRG_DSC09738

甘いリキュールで口当たりは良いのですが、アルコール度数は20度くらいあるので、結構強いです。

サンタ・マリア教会

fullsizeoutput_eae

内部の壁は、全面が17世紀の美しいアズレージョで覆われています。

LRG_DSC09715

オビドスの町並み。

LRG_DSC09728

続いては、アルコバサへ。

アルコバサ修道院はポルトガル最古のゴシック様式をもつ教会をはじめ中世の建築群がそのまま残り、1989年に世界遺産として登録。

LRG_DSC09795

LRG_DSC09794

LRG_DSC09780

ポルトガルのペドロ1世とイネスの悲恋物語が眠る修道院として有名です。

愛し合う二人が引き裂かれ、さらにイネスが殺されてしまうと言う悲劇。ペドロ1世として王位に就いたとき、イネスを正式な妻と認めさせるために、死体を墓から掘り起こし玉座に座らせて戴冠式を行い、家臣たちには忠誠の証として骨になった王妃の手に接吻をさせたそうです。

繊細で優美な彫刻が施された二人の棺。

LRG_DSC09789

ペドロ1世の棺は6頭のライオンによって支えられています。

こちらはイネスの棺

DSC09783

側面のレリーフはキリストの誕生から復活までを表しています。

修道院内で唯一華やかな装飾。

ペドロ1世とイネスの棺は二人が目覚めたときにお互いが見えるようにと、足を向け合うように置かれています。

続いては、アルコバサ修道院の前にある1957年創業、修道士のレシピを再現した修道院菓子で有名なお店「ALCOA」へ。

LRG_DSC09797
昔、修道院では服の糊付けや漂白に卵の白身を使い、大量に残った黄身を使ってお菓子が作られたのだそうです。

そうして修道士達が作ったお菓子は大航海時代に世界中に伝わり、金平糖やカステラはポルトガルから日本へ。

福岡の銘菓「鶏卵素麺」もポルトガル伝来の南蛮菓子「Fios de Ovos(卵の糸と言う意味)」がルーツ。

福岡出身の私としては、食べなくては!!

LRG_DSC09799

LRG_DSC09800

甘そうに見えましたが、意外とあっさりしていて美味しかったです。

長くなってしまったので、続きは次回に♪

-海外グルメ, 海外旅行
-, , , , , , ,

© 2024 R i k a k o のゆるマクロビでハッピーライフ♪