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コロンビア大使公邸へ♪

2016年10月7日

先日は、ippinのキュレーターとしてお世話になっているぐるなび様より

コロンビア大使館のディナーイベントにお招きいただきました。

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まずは、駐日コロンビア大使ガブリエル・ドゥケ氏により、

コロンビアについてご説明いただきました。

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コロンビアは豊かな生物多様性と多彩な文化に恵まれた美しい国であり、

世界に誇る食文化を育てる最適な環境。

先住民族とヨーロッパ系、アフリカ系の文化が融合して多種多様な

食材と組み合わされ、独特の料理と味が生まれたそうです。

今回のディナーを担当されたのはこちらのお二人。

シェフのレオノール・エスピノサ氏と

シェフのお嬢様でソムリエのラウラ・エルナンデス・エスピノサ氏

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シェフは10年以上にわたり人類学の研究を深め、

その成果を料理の提案に生かしています。

先祖伝来の調理法やローカルフードなどの探求を通じて伝統的な味を守り、

生産地域の発展に努めてこられました。

伝統的な味と現代料理の考えとを調和させるような新しい食材を再現し、

南米ベストレストラン50に選ばれています。

そのシェフによる珍しい食材を使ったコロンビアのガストロノミー。

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まず最初のお料理は、パンとチョンタドゥーロのペースト。

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チョンタドゥーロ?

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チョンタドゥーロとは、ヤシの木の果実。

見た目は柿に似ていますが、味は全く違います。

これを茹でてペースト状にしてバターと合わせたもの。

小エビ、カカイオイル漬けコキンド、発芽野菜

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またもや、知らない名前のものが!

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白いナッツの実をつける天然木。

カカイの実の油にコキンド(薬用植物)の種を浸し抽出。

小エビを15分レモンにつけ、海水塩と発芽野菜を加える。

白身魚、ティトテ・ライス、つぶ貝のバナナ葉包み

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この葉は、こちらのビハオ。

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バナナに似た植物で、葉はパイなどを包む為に使われるそうです。

葉を開くと中にはココナッツミルクで炊いたご飯に白身魚が乗せられ、

その上につぶ貝のソースがかかっています。

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ココナッツミルクの甘い香りと塩味とのバランスが良く、

食欲をそそります。

カリブ海地域では甘みとしょっぱさをミックスすることが多いそうです。

鶏肉、ウイトト唐辛子ソース、キャッサバ粉

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 マリネした鶏胸肉と卵白、生クリームをミキサーにかけたもの。

キャッサバには白と黒があり、黒は毒があるとのことで、

毒を抜いて使うそうです。

マグロ、蟻、ピピロンゴ、コショウ、サトウキビシロップ

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ピピロンゴとは中南米海岸地帯原産のコショウ。

そして、オルミガ・クロナ

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サンタンデール地方名産お尻の大きい蟻。

先住民族にとっては珍味で、炒るとナッツのような香ばしい味で

媚薬作用があると言われている。

グアネス族は婚礼の席で香りを焚き、新郎新婦の長寿を願うそうです。

初めていただく蟻。

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恐る恐るいただきましたが、ナッツのような風味で美味しかったです。

アレチョン、カカオムース、ゴマとティトテソース

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アレチョンは太平洋地域の伝統的な飲み物で媚薬作用を持ち、

滋養強壮剤として使われるそうです。

見た目と違い、割とあっさりとしたデザートです。

そして、コロンビアコーヒー。

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コロンビア料理は初めていただきましたが、どのお料理も美しく、

繊細な味わいでとても美味しかったです。

貴重な機会をくださったぐるなび様に感謝しております。

ご一緒したキュレーターの皆様と一緒に☆

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お土産にコロンビアコーヒーもいただきました。

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美味しいコーヒーをいただきながら、ディナーの余韻に浸りたいと思います。

創造性に溢れる食文化に触れることができ、本当に楽しいひと時でした。

大使館の皆様、ぐるなび様、ご一緒くださいました皆様、

ありがとうございました。

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