皆様、こんにちは。
先日は、アンダーズ東京のメインダイニング「アンダーズ タヴァン」で開催された
ペリエ・ジュエの一夜限りのガラディナーに参加してきました。
シャンパーニュメゾン「ペリエ・ジュエ」の最高醸造責任者のエルヴェ・デシャン氏より
各キュヴェの魅力やエピソードについて伺いました。
ペリエ・ジュエは、1811年にエペルネに創業した老舗メゾン。
デシャン氏は7代目の最高醸造責任者で、33年間ペリエ・ジュエで働かれています。
彼は10年にわたり先代の最高醸造責任者の仕事をみながらメゾンのスタイルをマスター。
この唯一無二のペリエ・ジュエ独自のスタイルを守り続ける最高醸造責任者は
200年にわたる歴史の中でたった7人しかいないそうです。
さて、今回のガラディナーでは、貴重なヴィンテージとして名高いベルエポック2002を含む
4種類のキュヴェをマグナムボトルで愉しめるスペシャルなイベント。
アンダーズ東京の副料理長のグレゴー・ストレイン氏が腕を振るう
旬の食材をふんだんに使用したお料理と共に堪能しました。
シャンパーニュはこちらの4種☆
ペリエジュエ グランブリュット マグナム
ペリエジュエ ベルエポック 2006 マグナム
ペリエジュエ ベルエポック 2002 マグナム
ペリエジュエ ブラゾンロゼ マグナム
プレステージ・シャンパーニュ「ベルエポック」といえば、エミール・ガレが描いた
白いアネモネのエレガントなボトルデザインが印象的。
この優美なアネモネは、1902年に3代目の社長のアンリ・ガリス氏が
芸術的なプレステージ・シャンパーニュにふさわしいボトルデザインをガレに依頼し、
制作されたものです。
しかし、第一次世界大戦に入りこのボトルは封印され、
その約60年後に当時のセラーマスターにより発見。
そのアネモネの美しさにインスパイアされ、シャルドネ主体のプレステージキュヴェを作ることを考案し、
そのシャンパーニュをガレが生きた「ベル エポック(美しき良き時代)」と名付けたそうです。
美しいアネモネの花を描いたガレは、日本の芸術に深く感銘を受け、エレガントで生命力溢れる
日本のアネモネ(秋明菊)をモチーフにしたと言われています。
ベルエポックのキュヴェは最低6年間カーヴで熟成。
より輝かしさと繊細さを強調する為にシャルドネの割合を多くしているとのこと。
この素晴らしいシャンパーニュに合わせるお料理はこちら☆
北海道産蟹 バニラ風味 帆立 グレープフルーツ アボカドとヘーゼルナッツ
毛蟹を敷き詰め、上に帆立のスライス・アボカド・ヘーゼルナッツ。
ピンクグレープフルーツの香りが心地良く、シャンパーニュとの相性もぴったり。
鶉の胸肉干し草焼き ホワイトアスパラガスのサラダ
グラニースミスのオランデーズ トリュフ
鶉は65℃で3~4時間ゆっくり調理したもの。
ホワイトアスパラガスとグラニースミス(青リンゴ)のソースとサマートリュフ。
ソースが爽やかでとっても美味しい!!
ベルエポック2002
2002年は特別な年で、1996年以降最高のヴィンテージ。
芳醇な香りと複雑な味わい。本当に美味しく別格です。
ウサギのポーチ ボタンエビ ホワイトトマトと柚子バター ポテト
4キロのトマトをゆっくり抽出していて、爽やかさと甘さが凝縮されています。
柚子がきいていてとても香りが高いのですが、シャンパーニュとの相性は抜群。
シグネシャーであるクレイポットを使用したメインディッシュ。
仔牛のクレイポット ザクロ 温かいビーツサラダ ゴートチーズのクレム
スパイシーなセミドライブラッドオレンジ ルバーブ 桜 アーモンドサブレ
どのお料理もシャンパーニュとのマリアージュが素晴らしく、
至福のひと時でした。
最高醸造責任者のデシャン氏と一緒に♪
ブランドアンバサダーのマキシム氏と♪
今回も貴重な機会をいただき、ありがとうございました。