先日は、ヨーロッパの伝統食材“シャルキュトリ”のセミナーに参加させていただきました。
フランス人にとって、毎日の食卓に欠かせないシャルキュトリは、ワインやチーズと並んでフランスの食文化の根幹をなすもの。
シャルキュトリの歴史は古く、2000年前から豚肉の加工製品はあり、現在ではシャルキュトリと呼ばれるものは450種類もあるそうです。
FICT(フランスシャルキュトリ・ケータリング・食肉加工工業連盟)に所属されているクレアさんよりシャルキュトリの歴史、品質保証、代表的なシャルキュトリ(生ハム、加熱ハム、ドライソーセージ、アンドゥイユ、パテ、リエット、シャルキュトリ・パティシエール)について詳しく教えていただきました。
シャルキュトリについてしっかり学んだ後は、パーティ料理を得意とするマチュー・トウサックシェフよりシャルキュトリを用いたケータリングメニューを教えていただきました。
シェフは、ラグビーワールドカップ2019の際のケータリングも担当されたそうで、7週間で25,000食のケータリングを作られたそうです。
来年の東京オリンピックでは66,000食作られるとのこと。
さて、今回教えていただいたお料理はこちらの3品。
◆鴨スモークのロール
鴨スモークにモッツアレラチーズとロケット乗せてオリーブオイルをかけて巻いたもの。
◆サン・モレチーズとハムのリエット
ジャンボン・ブランににんにく・赤玉ねぎ・シェーブルチーズなどを使って作ったリエット。
ハムを使って簡単にリエットができるなんて!
こちらのラ ローズ ノワールのコーンに入れると可愛く、食べやすく、パーティー料理にぴったりですね♪
このコーン、いろいろな味があるので、様々な料理に使えそうです。
◆チーズと生ハムロール
バイヨンヌ産の生ハムにブルーチーズとクリームチーズを合わせて巻いたもの。
中のチーズは4等分し、3つにはそれぞれ、シブレット、バジル、カレー粉を混ぜて、4種類の味の完成。
どのお料理もとっても簡単に作れ、これからのパーティーシーズンにぴったり!
シャルキュトリの新たな使い方を知ることができ、大変勉強になりました!!
美味しく楽しい学びの時間をありがとうございました。