世界遺産「シーギリヤ・ロック」
ジャングルの中にそびえ立つ高さ195mの巨大な岩山。
この頂上にはカッサパ1世(在位477~495年)時代の宮殿・要塞跡があります。
この岩の頂上を目指して長い階段を登ります。
巨大な2つの岩で自然にできた第一アーチ
岩の階段を登りきると、今度は岩肌に取り付けられた螺旋階段が目の前に現れ、こちらを登らないと、
シーギリヤロックでは絶対に見逃せない「シーギリヤ・レディ」の壁画を見ることはできません。
岩肌に描かれた女性たちのフラスコ画。
かつては500人の女性が描かれていたそうですが、現在確認できるのは18人。
今は写真の撮影ができなくなっているので、お伝えできないのが残念です。
こちらは、ミラー・ウォール。
岩肌にミツロウを塗り、ピカピカに磨かれた壁。
かつては反対側にシーギリヤレディと同じような絵が描かれていて、
その絵を鏡のように映し、両側で絵を楽しむ為だったそうです。
シーギリヤレディを見た後は再びこの階段を降り、元のルートへ。
ライオンの足。
今は足しか残っていませんが、当時はライオンの頭部も造られていたそうです。
ここから頂上までは400段。
頂上までの階段は狭く、すれ違うのも大変。
頂上に到着。
360度の眺望が素晴らしく、頑張って登ってよかった。
上から見下ろすと、水の庭の左右対称な建築様式が一目瞭然。
自然を生かして造られた空中に浮かぶ宮殿、水や石の庭、フレスコ画など、当時の建築技術と美術的センスは驚きの連続でした。
世界遺産を巡る旅、続きは次回♪